ちょろぎたん。その姉妹たち

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ちょろぎたんはサイズにばらつきがあります。それは自然のものということもありますが、
大根や人参と同じで土の中なので上げないとわからないというのもあります。

元々「ちょろぎたん」という商品を作るために契約栽培をしているわけではありません(笑)
アキバブログからリンク貼ってあったように、お正月用のおせち向けがメインです。この時期でしたらアキバの近くならば築地場外でその姿を見ることが出来ます。
調理方法は異なり、お正月用は本当の酢漬です。(ちょろぎたんは梅酢味)
あまり書けません(怒られるので個々だけの話で)が、誰でも御存知な有名料理店や有名ホテルの高価なおせちに、赤いやつとか白いやつとか、紅白でとか使われています。

日本料理(特に東京系)では、その形状に大変こだわりがあり、「巻き」「大きさ」に料理人さんのこだわりが出ます。
「しっかり巻いた形であること」:ちょろぎは、畑である一定の温度を下回ると、その根が巻き始めて、ああいう巻貝のような形状になります。
暖冬では巻きが悪いこともあります。
(リンゴの一回霜がおりないとうまくならないというのに近いですね)

「大きさ」:東京の料理人さんは「小さい」のが良いと言われるかたが多いですが、大きいのを使われる方もいらっしゃいます。それは料理の全体の流れやバランスによって考えられているようです。
世界的温暖化の傾向で、全体に粒は大きくなりつつあります。

ということで、俺のは「小さかった」といわれる方がいるかもしれませんが、実は「小さい」粒のほうが高価なのです。
ある意味畑で採れる芸術品「真珠」みたいなものなのです。
実は一粒いくらのものなのです。
by airstone | 2006-12-08 05:57 | ちょろぎたん

poserな落書き絵日記です。失敗も含めて覚書のようなもの


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